平成21年度 執行部就任のごあいさつ

Collavoration with the Future

今川 忠 幹事長(34期)

今川 忠 幹事長

私は、友新会の平成21年度幹事長を仰せつかりました34期の今川忠です。4名の副幹事長とともに、友新会の益々の発展のために全力を傾注いたしますので、この1年間、どうかよろしくお願いいたします。

さて、友新会は、本年度で「110周年」を迎えます。この10年の間に、私たち弁護士を取り巻く環境は大きく変わりました。平成13年6月に司法制度改革審議会の意見書が出てから司法改革が実行され、法科大学院の設置、日本司法支援センター(法テラス)の設置、そして、本年5月21日から実施される裁判員制度、並びに被疑者国選の拡大化等多くの司法改革が実施されました。

その中でも、法曹人口の増大に伴い、弁護士の数はこの10年間に飛躍的に増加しました。友新会でも、369名(平成12年1月31日時点)から562名(平成21年3月9日時点)と約200名(約1.5倍)増加しました。

【110周年記念行事の成功】

このような状況の中で、友新会は110周年を迎えるわけですが、私たち執行部は、110周年を記念しておこなわれる行事を成功させるために、全力を尽くす所存であります。

【私たち執行部の企画】

また、私たち執行部は、「Collavoration with the Future」のキャッチフレーズの下に、この10年間の友新会を振り返るとともに、今までに築き上げられてきた友新会の素晴らしい土台の上に、今後の友新会の活動を支える更なる土台作りをしたいと考えています。

そのために、友新会の委員会や同好会の協力を得て、①今後も会員の増加が見込まれる中で、「友新会の組織」がどうあるべきなのかを会員全員の皆さんと一緒に考えていきたいと思いますし、②弁護士業務を切り口として「縦断的な会合」を持ち、意見交換したいと考えていますし、また③友新会の活動の「楽しさを満喫」できるようなことを企画し実施したいと考えています。

【会員皆様のご協力のお願い】

最後になりましたが、私たち執行部は何分微力でありますので、会員の皆様方のご協力を得なければ何もできません。会員の皆様方のご協力を得て、110周年記念行事を成功させるとともに、私たち執行部の企画していることが実行できればと考えております。何とぞよろしくお願いいたします。


尾川雅清 副幹事長(39期)

尾川 雅清 副幹事長

伝統ある友新会の平成21年度今川執行部で副幹事長を仰せつかりました尾川雅清です。

幹事と若手会世話人を何度か経験し、研究委員会の委員長も経験させて頂きましたが、執行部入りは初めてですので、至らないところが多々あると存じますが、他の副幹事長と共に今川幹事長を補佐していきますので、どうぞよろしくお願いします。

早速、就任前に今年度の友新会委員会の所属の検討をさせて頂きましたが、私が入会した当時は300名に満たなかったと記憶しています会員数が562名にもなっていて、兵庫県弁護士会の会員数に匹敵することにまず驚きました。兵庫県弁護士会の副会長の仕事に近い仕事をするのかと考えれば目が回りそうです。また若手弁護士の顔と名前を早く覚えなくてはとも思っています。

私自身は、昨年まで複数の日弁連の委員会に所属し、複数の大阪弁護士会の委員長を拝命していましたので、副幹事長はお受けできないと考えていましたが、井尻前副幹事長に強引に説得され、委員会活動を縮小してお受けすることにしました。ただ、本部長代行をしています多重債務者救済対策本部は「貸金業法改正の完全施行」を目指す大切な年に当たっており会議等が増えることが予測できますし、また個人的には某ロータリークラブの会長を務める年でもあります。さらに大学で非常勤講師もしており、言い訳ばかりで申し訳ありませんが、やむを得ず、友新会の会合を欠席することもあろうかと思いますが、どうかご容赦の程お願いいたします。


宮島繁成 副幹事長(45期)

宮島繁成 副幹事長

平成21年度の副幹事長に就任する宮島です。

友新会の活動には、興味のあることにはときどき顔を出すという程度だったので、私の名前を知らない方も多いと思います。しかし、この1年間は裏方としてムラなく取り組みたいと思います。

今回初めての執行部になりますので、わからないことばかりであり、正直なところ、抱負を語れと言われても、今はつい不安が口に出てしまいます。幸い、幹事長はじめまわりは頼りになる方ばかりですので、執行部の足を引っ張らないようがんぱってサポートしていきたいと思います。

近況と言えば、昨年から一番下の娘の幼稚園のPTA会長をやっています。入園式、運動会、卒園式‥‥‥たくさんの園児たちの前でスピーチするのは本当に神経を使います。そう考えると、弁護士を相手にする方がまだ楽な気がしてきた今日この頃です。

至らない点もあるかとは思いますが、力を合わせてがんばっていきたいと思いますので、この1年、友新会の皆様のご協力よろしくお願いします。


馬場雅裕 副幹事長(48期)

馬場雅裕 副幹事長

親譲りの慎重さが自分でも気に入らないせいで、子供のときから損ばかりしている

友新会、平成21年度の副幹事長を同期から出さないといけないと聞いたのだけど、引き受け手がちっとも現れない。じれったくなって「やるわ」と言ってしまった。友新会の行事に顔を出さなくなって何年も経っていたし、執行部が何をしているのかなど少しも知らなかった。今もって自分が何を「やる」つもりだったのか分からない。前年度執行部からの引継ぎなど受けつつも、やっぱりイメージは湧かなかった。話題の対象について最低限の知識がないと「言葉が分かるのに意味が分からない」という事態に陥るものらしい。

2月になって次年度に向けた最初の執行部会がもたれた頃、ようやく少しだけ事情が飲み込めてきた。「あー、えらいことになったもんだ」が感想だった。もっとも立ち直りも早かった。誰かに文句を言える筋合いのものでもなかったし。やったことのないことを初めてやってみるときの心の浮き立ちは、どんな事柄にもあるものだ。

それに、この執行部なかなか楽しげである。大阪弁護士会一、ポンチョの似合いそうなO先生(「メキシコ人に似てると言われませんか」と聞いたら否定していたが、本当だろうか…)とか、キアヌ・リーブスかと思ってよく見たらサバンナの高橋だったO君とか、いろいろだ。興味は尽きない。


奥野弘幸 副幹事長(52期)

奥野弘幸 副幹事長

このたび副幹事長に就任いたしました。よろしくお願いいたします。

今年度は、私が弁護士になって10年目の年にあたります。この9年間、とにかく日々の業務をこなすのが精一杯で、友新会や弁護士会の活動については、正直あまり積極的に参加してこなかったように思います。昨年度消費者保護委員会の副委員長を務めさせていただいたことで、ようやく「弁護士会」という組織について何となく理解できてきた、といったところでしょうか。このような私に副幹事長など務まるのだろうかと、いささか不安に思うところもあります。他方で、今まで私にとってあまり身近な存在だとは言い難かった「弁護士会」について、知ることができるよい機会だとも感じています。様々なことを勉強し吸収しながら、少しでも皆様のお役に立てるよう、精一杯がんばりたいと思います。

また、今年度は、私にとって友新会若手会員としての最後の1年間ともなります。執行部のなかで唯一の若手会員として、執行部と若手会とをつなぎ、友新会の活動にできる限り若手の意見を反映させることも、大切な役割だと思います。友新会が若手会員にとって役に立つ、そして親しみの持てる存在となるよう、お手伝いさせていただきたいと思います。

これから一年間、よろしくお願いいたします。


以上