平成22年度執行部就任のごあいさつ

「融合と進化」~ 人つなぎ―未来へつながる友新会 ~

藤 原 誠(34期)

藤 原 誠 幹事長

平成22年度の幹事長を仰せつかりました、34期の藤原誠です。

「新人を友とする」との理念の下に、わが友新会が発足して、今年度は111年目です。昨年度は、110周年を記念する様々な事業が成功裏に行われました。今年度は新たな10年の第一歩の年です。

【融合と進化】

しかし、近時、会員数の急激な増加に伴い、会員同士の交流が十分に行えていないのが現状です。また交流が十分でないことから、会派への帰属意識が希薄化していると思われます。そのため、友新会にとって会員相互の交流を活発化させることが喫緊の課題です。

そこで、会員の融合こそ最も重要なテーマであると考えます。融合を図ることで、会派への帰属意識が強まり、そのことによって会派の存在価値が高まり、また会派として進化していくものと考えます。

【友新サロン】

まず会員が融合するハード面の体制作りが必要です。そのために、友新サロンの開設を考えています。会員同士がくつろいで、談笑する場所の提供がまず必要ではないかと思います。具体化には少し時間がかかるかもしれませんが、できるだけ早い実現を目指します。

【融合のためのソフト】

つぎに、会員が融合するためのソフト面の体制作りが必要です。具体的には、ベテラン・中堅・若手・新人のそれぞれの会員が関心を持つ事柄について、様々な行事や仕組みを企画したいと考えています。少人数での会合の開催やきめ細やかな情報提供をできるだけ多く行いたいと考えています。また、若手がベテランとともに仕事を行うためのマッチングサイトの整備なども必要です。もちろん、幹事会の活性化も重要な課題です。

【会員、特に新人のサポート体制】

さらに、会派としての価値を高めるには、会員へのサポートが必要です。まず新人のサポートです。ベテラン・中堅会員3~4人と新人会員3~4人が一つのグループを作り、懇談を通じて仕事上の悩みなどを聞き取り、新人をサポートするメンター(助言)システムの構築が必要ではないかと考えています。また会員が困ったときに、なんでも相談できる窓口の開設も必要であると思います。

【機構改革】

一方、会派の将来についての提言も検討しなければなりません。現在のペースで会員が増えていくと10年後には1000人を超える会員数になると思われます。会派の存在意義や運営方法についても、10年後を見据えた提言が必要だと考えます。そのためには、現在の委員会の統廃合や新設、また今後の会派の運営体制について、機構改革を検討する特別委員会の設置も視野に入れて活動して行きたいと考えています。

【お願い】

しかし、これらを実現するためには、会員や各委員会の委員の皆様に活発に活動して頂くことが重要です。ご無理をお願いすることもあるかとは存じますが、友新会のためにご尽力頂きますようお願い致します。

5名の副幹事長とともに1年間全力で頑張ります。よろしくお願い申し上げます。

以上