新しい広報とは

広報委員長 亀田悦廣(42期)

亀田悦廣 委員長

しばらく友新会とはごぶさたしておりましたところ,突然,広報委員長を拝命することとなりました。登録してすぐに広報委員会に所属して故村田先生の薫陶を受け,副委員長まで勤めさせていただきましたが,ここ数年間は全く友新会の活動から離れており,古巣に戻してやったという執行部の思いやりはありがたいのですが,実際は浦島太郎の心境です。慌てて,ここ数年の会誌を拾い読みさせてもらいましたところ,紙面は充実しており,今更ながら広報委員の優秀さに感動しています。

さて,いうまでもなく,広報活動の原点は情報の発信と記録化にありますが,その手段や媒体は劇的に変化しており,現状の「会誌」の形態そのものの存在意義すら疑問になっています。小説ですら,携帯電話で読めるのですからね。

まして,今年は友新会110周年を迎えます。予定されている行事も多く,情報の発信と記録化もより多様な手段や媒体に頼ることになりそうです。110年目にして,「紙が必要ですか」と本格的に検討しなければならないのかも知れません。

そんな時代の委員長として,はなはだ頼りない存在ですが,さいわい優秀な委員や副委員長を配置していただきましたので,みんなに助けてもらいながら,この1年間を無事に過ごさせていただきたいと存じます。

最後に,広報委員会定番のご挨拶。「原稿の締切りは,厳守でお願いします」。

以上