4月に藤木執行部がスタートしてから、はや半年が経過しました。マラソンでいえば中間の折り返し地点です。日弁連の人権擁護大会(以下「人権大会」といいます。)は、折り返し地点を示すポールのような存在です。今回は、人権大会(開催地:高松)での執行部の奮闘ぶりについてレポートいたします。
1 人権大会前日
執行部は当然のごとく大会前日に現地入りします。翌日の二次会の場所などを前日に下見することと、確実に朝一番に全員揃っての大会受付を済ませるためです。とはいっても、前日から力が入っていたのでは体が持ちません。そこで、前日夜は執行部だけで、「まいまい亭」という郷土料理の店で英気を養いました(室谷先生は、「お四国へんろ舞い」という辛口のお酒をえらく気に入っていました。)。
2 人権大会当日
(1)藤木執行部の朝は早い!
藤木執行部は、朝早くから全員一丸となって活動を開始します。当日も朝6時40分にホテルロビー集合で、7時には全員そろって栗林公園に行き、栗林公園観光事務所副所長高橋司枝様のご案内で栗林公園を1時間以上かけて散策しました。
栗林公園で一番感銘を受けたのは、掬月亭でした。掬月亭は、素晴らしい景色をパノラマで楽しめるように戸袋はなく、雨戸は角々を廻して移動するように設計されています。
また、掬月亭は池の中央に位置する不老不死の島に向かう船をイメージしています。
わたしたちは、掬月亭でお茶をいただきながら、大願成就の島に向かって突き進んでいる友新会丸に乗っている気分になりました。
散策の後は、湖畔の茶室を借り切って朝がゆを食べ、全員気分上々で人権大会の受付を済ませました。
(2)密命を帯びて、高松中を駆け回る4名の副幹事長!!
会場到着後、藤木幹事長、岩佐筆頭副幹事長は、友新会の代表として大会会場に残りました。藪野先生、尾川先生を中心に、人権大会の会場にて、友新会の結束の固さをアピールするためです。
これに対し、阪口、室谷、新谷、多田の4名の副幹事長は、藤木幹事長から2つの重要な密命を帯びて、会場を後にしました。
任務の第1は、友新会の皆様のご健勝と大願成就を祈願するため、金刀比羅さんと弘法大師生誕の地である善通寺にお参りに行くことでした。
任務の第2は、翌日の人権大会打ち上げゴルフに参加していただく会員の皆様に喜んでいただけるような地元の名産品を購入することでした。
途中、金刀比羅さんで、Y候補の日弁連会長当選を願う先生らが、悩みながら2000円の「選挙当選」のお札を購入している姿を目撃するなど、人権大会ならではのハプニングもありましたが、4人は無事任務を終え、人権大会の懇親会場である全日空ホテルクレメント高松に戻ってくることができました(後で聞いたところでは、Y陣営の先生は、人権大会の懇親会場で、藤原誠先生に対し、「お札を買ったら、突然大阪の先生に声かけられてびっくりしたわ!」と言っていたそうです。)。
(3)登録有形文化財の料亭での大宴会
執行部の仕事は、人権大会、人権大会後の日弁連主催の懇親会が終わってもまだまだ続きます。
藤木幹事長、岩佐筆頭副幹事長は、高階先生、藪野先生、尾川先生らとともに、日弁連会長候補者の会合へのあいさつ回りです。残る阪口、室谷、新谷、多田の4名の副幹事長は、友新会の二次会担当です。
二次会会場の選定も執行部の仕事です。二次会にご参加いただける先生方は、いろんなところに行かれたご経験のある大先輩の先生ばかりです。ですから、二次会場選びもなかなか難しいのですが、今回は、友新会を盛り上げるという観点から、「二蝶」という料亭で二次会を開催することにしました。
「二蝶」は、建物の一部が登録有形文化財に指定されている高松きっての名店で、その大広間を使っての宴会であれば、参加していただく諸先生方にも喜んでもらえるのではないか、という理由からでした。
途中、別室での会合に出られておられた新谷充則先生の滔々たる大演説が聞こえてきたりであるとか、藤木幹事長らが店の営業終了時間近くまで帰って来ないであるとか、友新会のきってのカメラマン喜多先生の突然の乱入!などいろいろなことがありましたが、最後は喜多先生の超高級カメラで集合写真を撮って、無事終了となりました。
3 人権大会打ち上げゴルフ
3日目は、人権大会終了後の打ち上げゴルフです。場所は、坂出カントリーです。
執行部にとって、ゴルフ場選びも大事な仕事です。執行部は、持ち前のネットワークを活用し、高松に赴任経験のある顧問先の社員の方、高松の観光大使に指名されている大学の先輩などからの数多くの情報を収集した結果、「坂出カントリーは香川ナンバーワンのチャンピオンコースであり、みんなが満足してくれるはず」と判断し、坂出カントリーを選びました。
結果は、午前中、砂のまかれたグリーンに苦労しながらも、午後は、ワンバーディノーボギーの35というプロ並みのスコアをたたき出した井尻先生が見事優勝され、優勝賞品である日本酒をゲットされました。
執行部は、色々なところに配慮・気配りをしなければなりませんが、それとともにある種の運も必要です。
今回は、当日参加のメンバー表を見て、「このあたりに順位賞を設けておくといい写真が撮れるかもしれない」と考え、当日賞を設けました。
今回の打ち上げコンペは、ハンデ戦ではなく、ダブルぺリアなので、執行部の思惑がうまくいくかどうかは本当に運なのですが、見事、藪野先生が当日賞をゲットされました。
藪野先生の実行力や誠実な人柄は以前からよく存じておりましたが、今回の打ち上げゴルフでは、「藪野先生は、リーダーにとって必要不可欠な運の強さも持っておられるなぁ」ということを感じ入りました。
コンペ終了後の宴会では、M葉先生のショートホールでの悪戦苦闘ぶりを、身振り手振りで面白おかしく表現されるY口先生のお話を中心に、好プレー珍プレー話に花が咲き、何の遠慮もなく腹を割って話をし、みんなで笑いあえる友新会の素晴らしいところのよく出た楽しい宴会となり、今回の人権大会は大団円となりました。
以上