第4回幹事会 選考委員会の運用について

副幹事長 向井太志(51期)

尾川副会長から、利息制限法・出資法の改正の動きがあり、平成22年6月に改正貸金業法が完全施行から2年を経て、上限金利を緩和する方向での検討も行われており、弁護士会として適切な対応が求められている旨の報告がありました。

また、森信静治会員と春秋会の松森彬先生(民事裁判調査検討プロジェクトチーム座長)が、大阪弁護士会の全会員に向けて行われている「民事裁判アンケート」について、回答の呼びかけに来られました。幹事のみなさんの中には、その場でアンケートに回答される方もいらっしゃいました。

さらに、今回の幹事会では、大阪弁護士会役員の推薦候補者選出のための選考委員の選出方法に関し、幹事会構成メンバーから意見を聴取させていただきました。

現状の選考委員の選考方式では、選考委員候補者の「顔」が見えず、誰を選んでよいのかが分からないという意見が出ています。これに対応するために選考方法を変えるべきかどうか、変えるとすればどのように変更するべきかについて、ざっくばらんに意見を出していただきました。衡平・平等に会員の意見を反映させる制度はどのようなものかという原理的な視点を失わないようにする必要があるほか、実際の運用が可能なのかといった技術的な側面もあわせて検討する必要もあり、かなり複雑困難な問題であるということが、あらためて浮き彫りになりました。今回の議論の結果は、会員専用ページの議事録にアップしています。是非ご覧下さい。

次回は9月11日(火)午後6時(1203号室)です。

以上