幹事長 松岡伸晃(47期)
本年4月より幹事長をつとめさせていただくことになりました。脇田達也(54期)、久保尚弘(新60期)、森仁司(現63期)、泉本和重(67期)及び寺岡健一(70期)の5名の副幹事長とともに一年間どうぞ宜しくお願い申しあげます。
友新会は、1999年に100周年を迎え、その後早くも4半世紀が経つ非常に伝統のある会派です。当会は、会員相互が助け合って品位を高めて世間の信用を獲得し新しい弁護士をつくることを目的として結成され、「友新とは新人を友とするの謂われなり」が名称の来歴とされています。
この数年に渡り、当会もコロナ禍により総会や行事の中止延期ばかりで苦しめられました。しかし、この新型コロナ感染症も、昨年5月に5類に変更され、社会もようやくコロナ禍前の状況へと回復しつつあります。弁護士、弁護士会そして友新会の活動も勢いを取り戻しつつあります。
そのような今であるからこそ、当会も、原点に立ち返って、会員同士が交流・親睦を深め、相互に助け合って新たな弁護士像を創造するという意気込みを持って進んで参りたいと思います。特に、当会の活動にはやはり若手の皆さんの活力が欠かせません。今年度は、入会されたばかりの新人をはじめとする若手会員相互やこれら若手会員と先輩会員との接点を増やせるように努力したいと考えています。
そのため、会員間の交流を活発なものとするべく2020年に提出された意見書に基づいて実現された「友新マップ」は発展的に活用し若手会員に是非積極的な利用を推奨します。また、友新会ホームページの有効活用その他、会員相互のコミュニケーションを促進し、顔と人となりが分かるような方策を各委員会とともに取り組んで参ります。
今我々弁護士は、本来の業務と会派や弁護士会の活動は、車の両輪であるといわれます。業務を円滑に行うためには、自己研鑽は当然のこと、会派や弁護士会で活動し人脈を広げ様々な意見や経験に接することが重要であり、またワークライフバランスの充実という観点からも、当会の存在意義は大きいと確信しています。
そんな思いから、今年度執行部では、新年度のキャッチフレーズを ともに-Be Good Friends としました。
本年度は、当会推薦の林尚美副会長が一年間大阪弁護士会の舵取りを担うこととなります。当会からは初めての女性理事者です。林副会長は、これまで消費者保護を中心に熱心に活動してこられました。副会長としても、消費者保護委員会をはじめ、住宅紛争審査会、災害復興支援などの重要な分野を担当されます。私たちは、執行部として、林副会長の弁護士会における活動を精一杯支え、弁護士会とも連携して、様々な課題に取り組んでまいります。友新会の皆様にもいろいろとご協力をお願いすることがあろうかと存じますが、何卒宜しくお願いいたします。
本年度も、執行部6名は、友新会嘱託の方のご協力を得ながら、一丸となり会運営に取組んでまいりますので、ご支援のほど宜しくお願い申しあげます。
以上