次代への新たな第一歩を

幹事長 山川 良知

幹事長 山川 良知(43期)

本年4月より幹事長を務めさせていただくことになりました。平井龍八(50期)、田村義史(56期)、溝渕雅男(59期)、石上秀樹(新63期)及び得能吉裕(66期)の5名の副幹事長とともに、一年間、精一杯務めさせていただく所存ですのでよろしくお願いいたします。

1 to the next stage !

友新会は、昨年度、創立120周年という節目を送り、今年度は次代への新たな第一歩となります。

120周年の数多くの記念事業が、いずれも大成功に終えたことは記憶に新しいところです。他会派の会員から「さすが友新会」とのお言葉を何度も頂きました。これは、多くの若手、中堅、ベテラン会員が参加し、事業の立案、企画、実行に協力し、友新会として一致団結した結果です。まさに「友新とは新人を友とするの謂なり。」の伝統が受け継がれていることの表れだと思います。

このように友新会は、他会派に勝るとも劣らず、昔も今も非常に活発な活動を続けています。

しかし、弁護士会や会派の求心力の低下が言われて久しいですが、友新会も例外ではありません。総会、幹事会、委員会等への出席者の固定化が見られますし、総会の出席者数は、会員が大幅に増加したにもかかわらず、私が登録した30年前とほとんど変わりません。

また、友新会の幹事や執行部等の役職を敬遠する傾向も次第に顕著になってきています。

次代への第一歩となる今年度、友新会の伝統を守りつつ、130周年、140周年、150周年、さらにその先まで「友新会」として在り続けるためにはどうすれば良いか、今何をなすべきかを絶えず意識しながら会務運営をしていきたいと思いますので、会員の皆さまも一緒に考え、ご協力いただければ幸いです。

このような思いを込めて、キャッチフレーズを「to the next stage !」といたしました。

2 企画調査委員会報告書、組織活性化委員会意見書

昨年度、友新会員が友新会に所属していることの意義を高めるための企画、制度を検討する目的でアンケートが実施され、その分析を経て、企画調査委員がアンケート結果報告書、組織活性化委員会が意見書を、それぞれ令和2年2月に公表しております(友新会ホームページにも掲載されていますので、是非、ご覧ください)。これらの内容について、関連委員会とともに引き続き検討を重ね、実現すべきものについては前に進めていきたいと思います。

3 最後に

本原稿を途中まで書いた後に新型コロナウィルス感染症の問題が発生し、本年3月以降は友新会の各種行事や会合が次々と延期、中止、縮小等を余儀なくされました。120周年事業での盛り上がりに水を差されたようですが、問題が終息した後には、以前にも増して友新会及び友新会員を活気付けるよう努めたいと思います。

とはいえ、友新会員の皆さまのご協力がなければ執行部は無力です。執行部一同、友新会を精一杯盛り上げていく所存ですので、一年間よろしくお願いいたします。

以上