第1回 三木副会長のご挨拶

大阪弁護士会 副会長 三木 秀夫

大阪弁護士会 副会長 三 木 秀

友新会の皆さん、三木秀夫(36期)です。この4月に、小寺史郎さんと一緒に大阪弁護士会の副会長職についてから、早くも一ヶ月半になりました。初めて経験することが多く、慣れない中で友新二人組としての二人三脚を踏み出しました。準備段階での助走もあったので、会長・副会長全8名による八人九脚としても、ひとまず順調な歩みを始めています。


例年通り、広報委員会のご好意で、役員室レポートを掲載して頂けることになりました。タイトルは、「三木・小寺副会長の HELLO! 二人三脚レポート」です。最後まで、足がもつれることなく、順調にゴールに到達できるよう、掛け声をかけ合ってレポートしていきたいと思っています。ぜひ、ご愛読を頂き、ご支援をお願いたします。


4月1日の仕事始めでは、最初に、1年間支えて下さる職員の方々に一同に集まって頂いて、会長と共に挨拶と協力のお願いをしました。その後、数日をかけて、司法関係機関、マスコミ各社、大阪府や大阪市等の関係する各種関係団体に挨拶回りを行いました。また、役員就任披露パーティーや他会・各種団体の役員披露宴出席等がありました。さらに第1回の委員会集中日や近弁連理事会・委員会等が入り、私の場合は、さらに日弁連第1回理事会もあって、本当に「目が回る」日々でした。この間に、広報担当の私が、法72条問題担当の小寺さんと、まさに二人三脚を実感できた出来事として、A司法書士法人への刑事告発問題やその他非弁問題などで、押し寄せるマスコミ各社との記者レクなどもありました。


年度初めの挨拶回りの実施については、種々の意見があるところですが、役員が揃って伺うことで、関係機関との間で顔が見える関係になり、次の連絡が取り易くなった実感が持て、相応の効果はあったように感じました。さらに、私の担当分野でもある広報面では、弁護士会法律相談センターのリーフレットを府下全警察署の市民相談窓口に置いて貰えるようにトップ交渉をしたところ、実現に至りました。また、本年度の目玉事業でもある、府下全高校への法教育講師無料派遣事業を、マスコミ各社に解説をしたところ、各社上層部とも強い関心を引く事ができるなどの成果を挙げることができました。


私の主な担当分野は、覚えやすく、人に説明がしやすいように、「三弁・三者・四ほう・二ADR」と、まとめました。「三弁」とは、日弁連理事会、近弁連理事会、弁護士過疎地派遣弁護士養成支援の3つの「弁」をさし、「三者」とは、消費者保護、多重債務者救済対策、高齢者・障害者総合支援センターの3つの「者」を指します。「四ほう」は何かと言うと、広報、法教育、総合法律相談センター、法律援助事業・日本司法支援センター対応の4つの「ほう」で、最後の「二ADR」とは,ADR推進特別と大阪住宅紛争審査会を指します。三弁は当会のネットワーク窓口として、三者・四ほう・二ADRは、いずれも市民との接点を多く持つ分野です。


「市民のために、会員のために」を私のモットーにして頑張りたいと思っています。今後は、小寺さんと交互にレポートをしていく予定ですが、ぜひ、ご意見もお寄せ下さいますよう、お願いいたします。

以上