第11回 1年間ありがとうございました

平成22年度大阪弁護士会副会長 小寺 史郎

友新会の皆様方、いつも大阪弁護士会の会務にご協力いただき、ありがとうございます。

弁護士会務は想像以上に多く、副会長は多忙です。色々なものを、省いて、手にも心にも余裕を持たないといけません。今年度は、できるだけ雑務を省くよう決裁権限を変更しようとしておりますが、その効果は来年度に現れそうです。

とある単位会の会報を見ますと、小さな弁護士会を目指してというタイトルで、弁護士会は強制加入団体であるから、弁護士会の守備範囲、取扱事項または容喙分野は、可能な限り、謙抑的であるべきだと考えますという一文がありました。弁護士会は、弁護士法31条1項の弁護士会の目的に立ち返り、必要最低限のものに絞り込むことが大切だという主張です。

ここまで極端なことはいいませんが、今後の役員のなり手を考えると、弁護士会の業務を減らすか、弁護士会の業務範囲は維持しつつ役員の業務だけを減らすのかなど、真剣に考えないといけない時期に来ております。

とはいえ、弁護士会の役員になることは、個人的には貴重な経験でした。友新会のお陰で貴重な経験をさせていただき、感謝しております。

友新会の皆様方、是非、役員になっていただき、組織の運営などを学んで、弁護士業務に役に立てていただければと思います。

1年間、ありがとうございました。

以上