第3回 大阪で『三極会議』

大阪弁護士会 副会長 藤原 誠

[ニュース]

(三極会議の開催)

日弁連、欧州弁護士会評議会(CCBE)、中華全国律師協会(ACLA)の三団体が年に一度、意見交換を行う「三極会議」が、今年は日弁連がホスト国となって、平成20年7月19日(土)午後1時から4時30分まで大阪で開催されます。開催場所は大阪弁護士会館です。

テーマを「世界における継続研修のあり方と司法アクセスの動向のあり方」と題した公開セミナーが開かれます。テーマ1は「継続研修のあり方」-弁護士の専門性を高めるための研修のあり方とは、新しい研修スタイルとしてどのようなものがあるか、弁護士倫理の徹底のための研修のあり方とは-、テーマ2は「各国における司法へのアクセスの課題」-司法へのアクセスを阻害する要因は何か、市民の法律サービスに対するニーズをどのように汲み上げるか、弁護士・弁護士会が果たすべき役割とは何か-です。いずれも予定ですが、活発な議論が期待されます。会場は、弁護士会館の12階の会議室で常議員会が開かれる部屋です。興味のある方はぜひご参加下さい。

CCBEからは5名、ACLAからは15名が参加し、日弁連からは会長・副会長2名・総次長2名程度が参加します。大阪からは上野会長、私や他の副会長も参加する予定です。なお、前日には、これらの方々とのディナーがあり、また19日には晩餐会が催されます。会員は参加できませんが、理事者は参加しなければなりません。私も参加しますが、英語も中国語もできないので、料理が喉を通るのか、今から不安です。

[今日この頃]

―事務局とのやりとりー

会長、副会長の机には、一台ずつデスクトップのコンピューターが設置されています。机の足元にサーバーがあり、これに足をぶつけることが多く、痛い目にあっています。冗談はさて置き、キーボードを叩けなかったら、副会長の仕事はできないようになっています。まず朝に机につくと、コンピューターを起動しますが、副会長それぞれにパスワードがあり、これを入力しないと立ち上がりません。そして、前夜に入っているメールをチェックします。主担当の委員会ばかりでなく、副担当の委員会のメーリングリストのメールがかなりたくさん入っています。これを見ていないと委員会の議論状況について行けないので、必ずチェックすることが重要な仕事です。

また隣の秘書課からもメールで資料が来ますし、委員会担当者からもメールが入ります。最も驚いたことは、委員会担当者への指示はメールで行うことが多く、作成した文書はデーターで送ることが大半であることです。急ぎや簡単な連絡の場合には電話しますが、文書を添付する場合はほとんどメールです。委員会担当室は一階下の7階ですが、文書を持っていくことはありません。したがって、今後は担当者とのコミュニケーションをどのようにとって行くのかが重要な課題です。

以上