第7回 ハンシャセイリョク?

大阪弁護士会 副会長 藤原 誠

[ニュース]

(ハンシャセイリョク?)

皆さんは、「ハンシャセイリョク」という言葉をご存知ですか。正式には「反社会的勢力」と言います。今年の近弁連の民暴委員会の夏季合宿のテーマの一つです。以下、菅原委員長のレジュメにしたがって説明させて頂きます。

反社会的勢力については、平成19年6月19日付で犯罪対策閣僚会議幹事の申合せとして「政府指針」や平成20年3月26日付で金融庁による「監督指針」が出されました。これらの指針より、反社会的勢力との関係遮断は、社会規範や企業倫理的な要請から、行政規範になりつつあります。政府指針では、関係遮断の対象を暴力団ではなく、広く反社会的勢力とし、「暴力団、暴力団関係企業、総会屋、社会運動標榜ゴロ、政治活動標榜ゴロ、特殊知能集団等といった属性に着目するとともに、暴力的な要求行為、法的な責任を超えた不当な要求といった行為要件にも着目することが必要である」としており、監督指針も関係遮断の対象を反社会的勢力としています。

監督指針では、金融機関における反社会的勢力に対する対応体制を、統制環境、リスク評価、統制活動、情報と伝達、監視活動の5点に整理しています。例えば、統制環境では経営トップが反社会的勢力との関係遮断について宣言を行うことが必要であるとされています。

これらに関心のある方は是非近弁連の民暴委員会の夏季合宿にご参加下さい。

[今日この頃]

―昼食について―

昼食は本当に苦労します。なぜかと言いますと、昼食時に委員会や正副委員長会が開かれることが多く、この場合には地下の食堂の「エン」から食事をとって、会議をしながら食事をとることになります。委員会等がなくても、午後1時から会合が入っている場合には弁護士会館の外に食べに出る時間がなく、「エン」の食事を頼むことになります。また夕方から会合や懇親会があると、「エン」の食事をとることになります。「エン」の食事のうち、日替わりランチや麺丼定食などは日替わりでメニューが変わりますが、基本的な味付けは同じですので、少ししんどくなります。

会長やある副会長は事務所から弁当を持って来させています。「エン」の食事を頼んでいる副会長も多いです。私は、他の副会長とは異なり、時間に多少でも余裕があれば、外に食べに出るようにしています。しかし、弁護士会付近にどのようなお店があるのか、全く情報がありません。これには困りました。飛び込みで知らないお店に入りますが、失敗もかなりあります。良いお店を見つけるコツは、人が並んでいるお店か、お客さんがたくさん出てきているお店だと最近わかりました。良いお店があれば教えて下さい。

以上