第19回 総合紛争解決センターの開業

大阪弁護士会 副会長 藤原 誠

[ニュース]

(総合紛争解決センターの開業)

平成18年度から検討を重ねてきました総合的なADR機関を創設する構想-「総合紛争解決センター構想」-がいよいよ実現します。この構想は、専門性をもった士業団体を中心に、地方公共団体・経済団体・消費者団体等の各種団体が参画して、運営及び手続を協働して行い、市民にとって裁判と並ぶ魅力的で利用しやすい紛争解決手続(ADR)を提供しようとするものです。これまで各団体とほぼ毎月1回のペースで協議を行ってきました。その結果、本年1月30日に一般社団法人総合紛争解決センターとして設立登記を完了しました。一般社団法人の社員は、大阪弁護士会、大阪司法書士会、大阪土地家屋調査士会、大阪府不動産鑑定士協会、大阪府行政書士会、大阪府宅地建物取引業協会の6団体です。これらが正会員で、これ以外に準会員と賛助会員があります。準会員は日本公認会計士協会近畿会外3団体、賛助会員は近畿税理士会外4団体です。士業団体以外に消費者関係の団体も3団体が参加しています。

なお、大阪府、大阪市、堺市、市長会から社団の理事を出していただいております。

現在本年3月2日(月)からの開業に向けた準備を行っています。同日には午後から開業記念セレモニーを行う予定です。

すでに大阪府下の消費生活センターから本センターについての問い合わせがあります。使い勝手の良いADR機関を目指して活動していきますので、どうか利用していただきますようお願いします。

[今日この頃]

-移動-

役員室は会館の8階にあります。委員会などは他の階で行われているため、移動しなければなりません。9階なら階段を上がりますが、それ以上の階で行われている場合にはエレベーターで行くか迷います。

会館に一旦入ってしまうと、全く会館から出ないのが通常です。食事も地下のレストランから出前を取ると、昼食のために外出することもありません。そのため、運動不足になってきます。この解消のために、会館内の移動はできる限り階段を使うようにしています。

しかし、体力が落ちてきたのか、3階分や4階分を階段で上がると、委員会に着いたときには、息が切れてしまいます。最近も委員会で失笑を買ってしまいました。

就任当初から8月頃までは、運動不足になるだろうと思って、出勤時に1階から8階まで階段で上がっていました。しかし、次第に疲れてきたので、それ以降はエレベーターを使っています。軟弱な性格を嘆いています。

急いでいるときはエレベーターを使いますが、東側のエレベーターは関係者以外使用できません。部外者が使用できないように、暗証番号が必要になっています。

なお、委員会などが終わって、8階に戻る際は、階段を使って降りるようにしています。

3月末までもう少しですが、運動不足の解消を考えて行動しようと思っています。

以上