2011.10.11 UP

「刑事司法改革のあり方をさぐる~裁判員裁判の見直しと取調べ全過程の可視化の導入~」開催さる!

平成23年9月5日、大阪弁護士会2階203・204号にて、友新会研修企画第2弾「刑事司法改革のあり方をさぐる~裁判員裁判の見直しと取調べ全過程の可視化の導入~」が多数の参加のもと開かれました。

第1部は基調講演で、日弁連裁判員本部事務局次長の西村健弁護士から「裁判員法施行後3年を控えた検証について」、日弁連取調べの可視化実現本部副本部長の小坂井久弁護士から「取調べ全過程の可視化実現を目指して」、大阪弁護士会子どもの権利委員会委員の藤井美江弁護士から「少年逆送事件と裁判員裁判のありかた、「供述弱者」の支援」の各テーマについて講演を頂き、最後に友新会準会員の荒井俊英弁護士から、大きな成果を上げた貝塚・公訴取消事件の弁護活動についての報告を頂きました。

第2部はパネルディスカッションで、(1)裁判員法の見直しと取調べの可視化、(2)日本の刑事司法は変わるのか、(3)刑事弁護実践のあり方 をテーマに、充実した議論が展開されました。

第1部、第2部を通して、裁判員裁判が実施されたことにより新たに生じた問題、改めて浮き彫りにされた取調べの全面的可視化の必要性等についてわかりやすく説明していただきました。ベテラン・若手を問わず、充実した刑事弁護を実践していく助けとなった、有意義な企画であったと思います。

講演フォトアルバム

以上