2022.12.21 UP

友新会連続シンポジウム~サスティナブルな弁護士活動の実現に向けて(第2回)

「ビジネスと人権 ~人権擁護の新たな潮流~
弁護士は企業活動の新たな潮流にどうかかわるか」開催のご報告

左から三木秀夫会員、橋本敦史弁護士、土井陽子氏、渋谷元宏会員

「サスティナブルな弁護士活動の実現に向けて」。令和4年度の友新会企画調査委員会は、この課題について三回の連続シンポジウムを実施しました。その第2弾として令和4年9月20日に大阪弁護士会館にて「ビジネスと人権~人権擁護の新たな潮流~弁護士は企業活動の新たな潮流にどうかかわるか」を開催いたしました。

「ビジネスと人権」というテーマは、人権を尊重する企業としてどのように責任を果たしていくべきかを問うものですが、特に我が国でも令和4年9月に経産省が「責任あるサプライチェーン等における人権尊重のためのガイドライン」が公表されるなど注目されています。

当日は、前年度大阪弁護士会人権擁護委員会委員長を務められた当会の渋谷元宏会員に「ビジネスと人権の基礎」と題する基調報告をいただきました。その後、パネルディスカッションではパネリストとして、人権NGOであるアムネスティ・インターナショナル日本で活躍されている土井陽子氏、江崎グリコの社内弁護士として人権方針の策定や人権デュー・ディリジェンスに取り組まれている橋本孝史氏、大阪弁護士会弁護士業務改革委員会委員長として、またNPOに精通する弁護士としてビジネスと人権の問題に取り組まれている当会の三木秀夫会員に登壇頂き、それぞれの豊富な経験と知見に基づく活発な意見交換が行われました。

当日は友新会以外の会員も含めて会場38名、ウェビナー51名の参加を頂き、大変有意義な企画となりました。

渋谷元宏会員
渋谷元宏会員
三木秀夫会員
三木秀夫会員
土井陽子氏
土井陽子氏
橋本敦史弁護士
橋本敦史弁護士
会場風景

以上