2011.11.09 UP

第3回 今さら聞けない実務研究会

平成23年11月4日(金)、友新会研究委員会の企画として、「今さら聞けない実務研究会(第3弾)~うち全部ぜ~んぶ直してもらえまへんか?~ -欠陥住宅紛争の基礎知識-」が弁護士会館1001・1002号室において、午後6時30分から午後8時30分まで、42名と多数の参加のもと開催されました。

菅総一郎会員(研究委員会副委員長 48期)の司会進行、阪口祐康会員(副幹事長 47期)の開会挨拶のもと、大阪弁護士会消費者保護委員会副委員長(欠陥住宅問題担当・第4部会長)で、建築瑕疵紛争に経験豊富な、平泉憲一会員(51期)が講師をしてわかりやすく建築紛争の概説をしてくれました。

本来は丸1日を使って講演する内容という充実したレジュメをもとに、短時間でポイントをついた解説がなされました。

内容的には、簡単な建物の構造の解説から始まり、「瑕疵」論では品確法(住宅の品質確保の促進等に関する法律)にふれながら、「損害」論では補修費用の算定の難しさ、鑑定の際のポイント等について実務を踏まえ、「法的責任論」では裁判例の内容も検討して、建築瑕疵全般にわたって、非常に具体的でわかりやすいものでした。

最後は、藤野智規会員(研究委員会委員長 46期)の挨拶で締めくくり、その後は、懇親会も開かれました。

参加した各会員にとっても、大変実りの多い有意義な企画であったことは間違いないことでしょう。

今さら聞けない実務研究会 第3弾 フォトアルバム

以上